オルセー美術館とは?魅力と見どころを紹介

フランス・パリのどこにある?アクセスと開館時間
オルセー美術館(Musée d’Orsay)は、セーヌ川の左岸、パリ7区に位置しています。ルーヴル美術館の対岸にあり、徒歩でも移動可能な距離です。最寄り駅はRER C線の「Musée d’Orsay」駅で、美術館の建物はもともと駅舎だったというユニークな背景があります。
開館時間:火曜〜日曜の9:30〜18:00(木曜は21:45まで)
※月曜休館なのでご注意を!
オルセー美術館の特徴とルーヴルとの違い
ルーヴルが古代から19世紀前半までの古典作品を中心とするのに対し、オルセーは1848年〜1914年の近代美術が中心。特に印象派・ポスト印象派のコレクションは世界屈指です。
オルセーの魅力は、「誰もが知る作品が間近で見られること」。混雑もルーヴルほどではなく、ゆったりと絵を楽しめる空間が魅力的です。
初めて訪れて感じた、駅舎を生かした美しい空間
私が初めてオルセーを訪れたとき、まず驚いたのはその空間の広がりと光の美しさ。中央ホールはかつてのプラットフォームの名残があり、アーチ状のガラス天井から差し込む自然光がとても印象的でした。
美術館なのに、どこかリラックスできる雰囲気。展示の仕方も現代的で、美術初心者にも優しい導線になっています。

家族で訪れるオルセー美術館の楽しみ方
子連れでも安心?館内設備とファミリー向けサービス
オルセー美術館は、子連れでも訪問しやすい施設です。ベビーカーの利用もOKで、バリアフリーな造り。広々とした中央ホールは、子どもが歩きやすく、圧迫感がないので安心です。
トイレや休憩スペースも充実しており、小さな子どもが疲れてしまっても、途中で休憩しながらゆったり見学できます。
映えるフォトスポットで記念撮影も

SNSで『オルセー美術館」と検索したらここで写真を撮ってる人が多かったので、私もちゃっかり撮ってきました。笑
作品をもちろん楽しむのも美術館の良さですが、せっかくなら思い出も残したい!という人にはおすすめの場所だと思います。ただ、このスポットは割りと人が多かったので、タイミングを狙うか朝一の人が少ない時間時間を狙った方がおすすめかもしれません。
あとはこの近くにあったカフェも同じように時計があって、雰囲気がおしゃれでしたのでそちらもおすすめ!↓

お土産ショップやカフェでのんびり過ごすひととき
館内にはオリジナルグッズを扱うショップがあり、子ども向けの塗り絵やパズル、絵本も充実しています。中庭に面したカフェは、軽食やスイーツも楽しめるので、家族でひと休みに最適な空間です。

学生旅行にもおすすめ!印象派の世界を体感しよう
モネ・ゴッホ・ルノワール…印象派好きにはたまらない空間
学生旅行でパリを訪れるなら、オルセーは絶対に外せないスポット。特に美術の教科書で見たことのある作品が、“本物”として目の前に現れる衝撃は忘れられません。
ゴッホの《星月夜》は特に印象的で、「絵の中に入ってしまいそうな深さ」を感じました。ルーヴルよりも展示がコンパクトで、短時間でも深い満足感が得られるのも嬉しいポイントです。

学生割引や無料入館情報まとめ
EU圏内在住の26歳未満は無料で入館できますが、日本の学生は一般料金(約16ユーロ)がかかります。事前にオンライン予約をしておくと、当日券よりもお得な場合があります。
また、毎月第1日曜日は無料で入館できるので、スケジュールに余裕があるならその日を狙うのもおすすめです。
実体験から:有名どころだけど心に残った作品
私予約出来た時間が夕方だった為、長時間の滞在にはならなかったのですが、それでも多くの作品を見る事が出来ました。有名だけども実際に見て良かった!と感じた作品をちょっぴり紹介します。
↓ゴッホ『自画像』

↓ゴッホ『フリティラリアのある花瓶』

↓クロード・モネ『睡蓮』

見たい作品を事前にチェックしておけば、限られた時間でも“心に残る美術館体験”ができます。
オルセー美術館周辺もあわせて楽しむパリ観光
セーヌ川沿いの散歩とルーヴルまでのアクセス
オルセー美術館の魅力は、立地の良さにもあります。セーヌ川を挟んでルーヴル美術館と向かい合っており、徒歩10分ほどで移動可能。
川沿いの景色を眺めながらの散歩は、絵画の余韻を楽しむのにぴったり。ベンチでのんびりするのもおすすめです。
おすすめカフェ・ブックショップ情報
周辺には素敵なカフェやブックショップも点在しています。
- Café Campana(オルセー館内):幻想的な内装と印象派モチーフのスイーツ
- Le Saint-Germain:美術館から徒歩5分。クラシカルなパリの雰囲気が味わえるカフェ
- Librairie Galignani:フランス最古の英語書店でアート本も豊富
観光の合間に、ちょっと大人な時間を過ごすのも旅の魅力です。
半日で回るなら?おすすめ観光モデルプラン
「パリにあまり時間がないけどオルセーに行きたい!」という方に、半日コースのモデルプランをご紹介します。
- 9:30 オルセー美術館に入場
- 11:30 館内カフェでランチまたはティータイム
- 12:30 セーヌ川を散歩しながらルーヴル方面へ移動
- 13:00 チュイルリー公園でひと休み
これだけでも十分パリのアートと街の空気を楽しめます。
まとめ

フランス・オルセー美術館は美術初心者にも優しい旅先!
「フランス オルセー美術館」と聞くと、なんだか敷居が高そう…と思う方もいるかもしれません。でも、実際に足を運んでみると、カラフルでわかりやすい展示・広くて落ち着ける空間・アクセスの良さと、初めてのパリ旅行にもぴったりのスポットです。
家族旅行でも、学生一人旅でも、そして美術に詳しくなくても、きっと何か心に響く体験ができます。
旅のプランに、オルセー美術館をぜひ加えてみてください!
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