お正月になると、テレビをつけて自然と目に入ってくる箱根駅伝。
毎年欠かさず見ている人もいれば、「なんとなく流して見ている」という人も多いのではないでしょうか。
そんな箱根駅伝ですが、実は「区間エントリー変更」という仕組みを知るだけで、
観戦の面白さがぐっと深まります。
この記事では、
- 区間エントリーとは何か
- 区間エントリー変更の最新ルール
- なぜ当日変更が行われるのか
- 観戦する側がどこを見れば面白いのか
を、駅伝初心者にも分かるように解説します。
☆ちなみに2025年12月29日に第102回大会の区間エントリーが各大学発表されました!
駅伝好きな私としてもこの日を楽しみにしていたので、エントリーが発表されてから見ていたのですが、すでにどきどきわくわくさせられています!(笑)
箱根駅伝とは?正月に行われる大学駅伝
箱根駅伝は何区間ある?基本の10区間
箱根駅伝は、東京から箱根までの往復を
2日間・10区間に分けて行われる大学駅伝です。
- 1日目:往路(1区〜5区)
- 2日目:復路(6区〜10区)
各区間には距離やコースの特徴があり、
選手の適性によって配置が大きく変わります。
区間ごとに役割が違う理由
例えば、
- 流れを作る区間
- 山登り・山下りの特殊区間
- 勝負を決める終盤区間
など、区間ごとに求められる力はさまざまです。
そのため、「誰をどの区間に置くか」は、
チームの戦略そのものといえます。
なぜ区間配置が勝敗を左右するのか
実力のある選手でも、
区間の特性と合わなければ力を発揮しきれません。
だからこそ箱根駅伝では、
区間配置=監督の采配
とも言われるほど重要視されています。
箱根駅伝の「区間エントリー」とは
チームエントリーと区間エントリーの違い
箱根駅伝では、まず
チームエントリー(16人) が行われます。
この16人の中から、
- 実際に走る10人
- 補欠(リザーブ)6人
を決めるのが 区間エントリー です。
区間エントリーはいつ発表される?
区間エントリーは、例年 12月29日 に正式発表されます。
2025年も12月29日の午後4時頃には発表され、各スポーツ記事などに出ていました。
この時点で、
「誰が何区を走る予定か」
が一度決まります。
ただし、ここで確定ではありません。
補欠選手(リザーブ)の役割
補欠選手は、
万が一に備えるための存在です。
- 体調不良
- ケガ
- コンディション不良
などに対応するため、
当日まで待機しています。
この補欠選手が関わってくるのが、
次に説明する 区間エントリー変更 です。
箱根駅伝の区間エントリー変更とは
当日変更はいつまで可能?
箱根駅伝では、
当日朝まで区間エントリーの変更が可能です。
- 往路:スタート約1時間前まで
- 復路:復路スタート約1時間前まで
テレビ中継で
「まもなくエントリー変更の発表です」
と紹介される、あの時間帯ですね。
☆実はこの時間、宝くじの当選発表の感覚でドキドキするんです。(笑)
しかも発表の仕方がこのデジタルな時代でもいまだに紙ベースで貼り出されるのが良いんです!
何人まで変更できる?
区間エントリー変更には上限があります。
- 2日間で合計6人まで
- 1日あたり最大4人まで
つまり、無制限に変更できるわけではありません。
計画的な判断が求められます。
区間エントリー変更が行われる主な理由
当日変更の理由として多いのは、
- 体調不良(発熱・腹痛など)
- 前日の疲労が残っている
- 当日の気温や天候への対応
- 他選手の状態が想定以上に良い
などです。
特に箱根駅伝は正月開催のため、
年末年始の体調管理が非常に難しい大会でもあります。
☆ただ、上記の理由ももちろんありますが、各大学勝つために作戦を練っています。
エース級の選手を隠していたり、【繋ぎの区間】を【攻めの区間】に変えたりなど。実は駅伝って単に走って競うだけじゃなく、こういった作戦も重要になってくるのです。
よくある誤解|選手同士の区間入れ替えはできる?
よく誤解されがちですが、
正選手同士の区間入れ替えはできません。
変更できるのは、
- 正選手 ↔ 補欠選手
のみです。
「A選手を2区から3区へ変更」
といったことはできない仕組みになっています。
区間エントリー変更で注目したいポイント
当日変更で流れが変わることもある
区間エントリー変更は、
時にレース展開を大きく左右します。
- エース級が温存された
- 補欠選手が想像以上の走りを見せた
こうした場面が、
箱根駅伝の名シーンとして語り継がれることもあります。
補欠から出場する選手のドラマ
補欠選手は、
「出られるか分からない状態」で準備を続けています。
それでも当日声がかかれば、
すぐに気持ちを切り替えて走らなければなりません。
この背景を知ると、
補欠から出場する選手の走りに、
自然と感情移入してしまいます。
発表タイミングを知ると観戦がもっと面白い
エントリー変更は、
スタート直前に発表されます。
この時間帯に注目することで、
- 監督の意図
- チームの状態
- レースへの覚悟
が見えてきます。
何気なく見ていた発表も、
「ここが勝負の分かれ目かもしれない」
と感じられるようになります。
☆実際に2025年の全日本駅伝では5区が【繋ぎの区間】と呼ばれていて、どこの大学も主力選手をあまり配置していなかったのですが、駒澤大学は5区に補欠要員だった4年生の伊藤蒼唯選手を配置した事で【攻めの区間】に変わり、結果的に優勝したという事もあります。
区間エントリー変更を知ると箱根駅伝の見方が変わる
ルールを知れば正月観戦がもっと楽しくなる
箱根駅伝は、
ただ速い選手が走るだけの大会ではありません。
- 区間の特性
- 体調管理
- 当日の判断
すべてを含めた 総合力の勝負 です。
区間エントリー変更のルールを知ることで、
監督やチームの戦略まで楽しめるようになります。
今年の箱根駅伝はエントリー変更にも注目しよう
次に箱根駅伝を見るときは、
ぜひスタート前のエントリー変更発表にも注目してみてください。
「なぜこの選手なのか」
「どんな狙いがあるのか」
そう考えながら見る箱根駅伝は、
いつもの正月風景を、
より深く、より面白いものにしてくれるはずです。

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