一年の始まりを特別なものにしてくれる「初日の出」。
関東には海・山・街など、多彩なロケーションで美しいご来光が見られるスポットが数多くあります。
元旦の早朝、冷えた空気の中でゆっくりと昇る太陽を眺める時間は、心がすっと整うような神聖さがあり、新しい一年のスタートをより前向きにしてくれます。
そこで今回は、関東で初日の出を見るのにおすすめのスポットを、人気地から穴場まで幅広く紹介。さらに、混雑回避のコツ、防寒対策、持ち物まで、初日の出を快適に楽しむためのポイントをしっかり解説します。
2026年のお正月は、関東の絶景スポットで最高のご来光を迎えてみませんか？
関東で見る初日の出の魅力とは？
元旦の朝に見る初日の出には、特別な魅力があります。
普段と変わらない太陽でも、空気の静けさや季節の厳しさが相まって、どこか神秘的に感じられるもの。関東はロケーションが豊富で、「どんな景色のご来光を見たいか」で旅先を選べるのが嬉しいポイントです。
新年のスタートにぴったりな特別感
初日の出を見に行くという行動自体が、普段とは違う早起きや移動で特別感たっぷり。
寒い中で見上げる空からゆっくり太陽が昇る瞬間は、「今年一年も頑張ろう」と気持ちが引き締まるような、特別な体験です。
海・山・高層ビルなどロケーションが豊富
関東の魅力はロケーションの多さ。
・海に映るオレンジ色
・山頂から拝む荘厳なご来光
・都心のビル群の隙間から昇る太陽
どれを選んでも違った感動を味わえるため、毎年違う場所へ行く楽しみ方もあります。
初日の出の時刻と気温の目安（元旦の過ごし方）
関東の初日の出時刻は 6:45前後。
気温は地域によりますが、例年 0〜5℃ と非常に冷え込みます。
少し早めに現地入りし、日の出前の薄い空のグラデーションを楽しむのもおすすめ。
夜明け前の静けさや空気の透き通った感じは、1年の中でも元旦だけの特別な空気です。
関東の初日の出おすすめスポット10選
ここからは、実際に人気の高いおすすめスポットを10カ所紹介します。
アクセスの良さ、景色、混雑具合なども踏まえて解説します。
① 銚子・犬吠埼（千葉）｜日本一早い初日の出スポット
関東で圧倒的な人気を誇る初日の出スポット。
日本で最も早く日の出を見ることができる場所として有名で、太平洋から真っ直ぐ昇る太陽はまさに圧巻。
・犬吠埼灯台とご来光のコラボが美しい
・観光地としても整備されていて安心
・元旦は大混雑するため、深夜到着がおすすめ
特別感を求めるなら、まず候補に入れたいスポットです。
② 九十九里浜（千葉）｜海岸線からの壮大な初日の出
九十九里浜は、長い海岸線に沿ってどこからでも初日の出が楽しめるスポット。
比較的広いので、犬吠埼よりは混雑が分散しやすいのが魅力です。
・視界が開けていて壮大
・波の音とともに見るご来光は癒し効果抜群
・車でのアクセスが便利
家族連れやカップルにも人気があります。
③ 湘南・江の島（神奈川）｜観光もセットで楽しめる人気地
江の島は、観光地としての魅力と絶景スポットの両方がそろう場所。
初日の出の時間帯は、海越しに見える太陽がとてもドラマチックです。
・江の島シーキャンドルからの眺めもおすすめ
・混雑は激しいが雰囲気が良い
・初詣とセットで楽しめる
電車アクセスも良いため、若い世代に特に人気です。
④ 葉山・森戸海岸（神奈川）｜富士山と初日の出のシルエットが美しい
「富士山×初日の出」を同時に拝める貴重なスポット。
運が良ければ、海と富士山と太陽が一望できる壮大な景色に出会えます。
・混雑が比較的緩やか
・潮風が心地よく、ロマンチック
・写真映えスポットとしても人気
落ち着いて見たい人に向いています。
⑤ 茅ヶ崎サザンビーチ（神奈川）｜落ち着いた雰囲気で見られる穴場
江の島ほど混雑せず、海岸線が広いため穴場的な存在。
砂浜に座ってゆっくりと過ごせるのが魅力です。
・カップルに人気
・広々していてトラブル少なめ
・海越しの太陽が大きく見える
ゆったり新年を迎えたい人にぴったりです。
⑥ 成田山新勝寺（千葉）｜参拝と初日の出が一度に楽しめる
引用：https://rstatic.enjoytokyo.jp/assets/images/event/e3/1445851/img_1.jpg?1616063401&p=t&w=1800
「初日の出」と「初詣」をセットで済ませたい人におすすめ。
新勝寺は歴史ある寺院で、元旦は多くの参拝者でにぎわいます。
・荘厳な雰囲気で初日の出を迎えられる
・アクセスが良く便利
・混雑は激しいが満足度が高い
家族連れにも人気のスポットです。
⑦ 高尾山（東京）｜山頂からのご来光はまさに絶景
都内からのアクセス抜群で、山頂からのご来光はまさに特別。
ロープウェイを利用すれば、登山経験がなくても安心です。
・日の出とともに広がる山々の影が美しい
・早朝は氷点下になるため防寒必須
・混雑するが達成感がある
自然派の人におすすめ。ただし、熊にご注意を！！
⑧ 東京ゲートブリッジ（東京）｜都心で見られる迫力の初日の出
海に浮かぶような独特の構造が美しい東京ゲートブリッジ。
立地の良さと都会的な風景が魅力です。
・夜景と日の出の両方が楽しめる
・都心からのアクセスが最強
・歩道橋から見る景色は迫力満点
車で行く場合は駐車場が混むので早めの到着を。
⑨ 筑波山（茨城）｜ロープウェイで行ける山のご来光スポット
筑波山は標高が低めで、初心者でも登山しやすいのが魅力。
ロープウェイやケーブルカーを使えば難易度も低く、山頂からの初日の出を気軽に楽しめます。
・広がる関東平野が美しい
・晴れた日は都心まで見える
・山頂はかなり冷え込むので防寒必須
自然を感じながら新年を迎えたい人に。こちらも先ほど同様、熊にご注意を！！
⑩ 大洗磯前神社（茨城）｜海に浮かぶ鳥居と初日の出の幻想的な景色
関東屈指の絶景初日の出スポット。
波打ち際に立つ鳥居と、そこから昇る太陽のコントラストはまさに神秘的。
・写真家に人気
・混雑はあるが見応えは抜群
・早朝は風が強いため防寒対策必須
一生の思い出に残るご来光を見たい人におすすめ。
初日の出スポットを選ぶポイント
初日の出は寒さや混雑との戦いでもあります。
選ぶ際に重視したいポイントを紹介します。
海・山・街…どのロケーションが好きか
・海 → スケールの大きさ、癒し度が高い
・山 → 達成感＆神秘性がある
・街 → アクセスが良く初心者向き
ロケーションで体験が大きく変わります。
アクセスの良さと混雑度をチェック
海沿いや山頂はアクセスが限られ、混雑が予想されます。
大混雑が苦手なら、広い海岸や穴場エリアがおすすめ。
駐車場・公共交通機関の利用注意点
元旦は特別ダイヤのため、事前に交通情報をチェックしておきましょう。
特に車の場合は満車が早いので早めの到着が必須です。
写真撮影に向いているスポットの特徴
・視界が広い
・障害物が少ない
・鳥居や灯台など“構図になるものがある”
写真重視なら、犬吠埼や大洗磯前神社がおすすめです！
元旦のお出かけに必要な持ち物と防寒アイテム
1月1日の朝は、関東でも厳しい寒さになります。
快適に初日の出を楽しむために、以下の持ち物は必須です。
手袋・カイロ・厚手アウターなど必須アイテム
・ダウンコート
・手袋
・マフラー
・耳あて
・使い捨てカイロ
寒さ対策は万全に。体調管理にも気をつけてほしいです！
スマホのバッテリー低下に注意（モバイルバッテリー）
寒さでバッテリーが急激に減るため、モバイルバッテリーがあると安心。
※いざ、写真や動画を撮ろうと思った時に残量が少ないとモチベーションも下がってしまうので、モバイルバッテリーも持っていきましょうね！
個人的にはFrancfrancのモバイルカイロはカイロにもなるし、モバイルバッテリーにも使えるのでおすすめです！
待ち時間に備えた軽食・温かい飲み物
・温かいお茶
・味噌汁やスープ
・軽食やおにぎり
冷えた体を内側から温められます。ただ、水分を摂りすぎてしまうとかえって御手洗が近くなってしまう事もあるので、ほどほどに。（笑）
撮影用の小道具や便利グッズ
・三脚
・レンズクロス
・手袋でも押しやすいシャッターボタン
写真撮影を楽しむ人におすすめ。
初日の出をスムーズに楽しむコツ
初日の出は、事前準備が旅の快適さを大きく左右します。
早朝出発の心構え
元旦は交通が混雑するため、余裕を持って出発するのが大切。
日の出の 1時間前 に現地入りが理想です。
混雑回避するなら“穴場スポット”を選ぶ
人気地は例年大混雑。
穴場を選ぶと、落ち着いて新年を迎えられます。
天気予報チェックは前日と当日の2回が必須
曇り予報でも突然晴れることもありますが、念のため天気チェックは欠かさずに。
帰りの渋滞・交通混雑を避けるポイント
帰りも混むため、早めに切り上げるか時間をずらすのがおすすめ。
まとめ｜新年最初の思い出に、関東で最高の初日の出を見に行こう
関東には、海・山・街とバリエーション豊かな初日の出スポットが充実しています。
壮大な海からのご来光、山頂からの神秘的な太陽、都会で気軽に楽しむ初日の出…どの場所を選んでも、1年のスタートにふさわしい美しい景色が待っています。
・ロケーション選び
・防寒対策
・混雑回避
・交通情報の確認
この4つを押さえれば、初日の出はもっと快適で心に残る体験になります。
2026年の元旦は、ぜひ関東の絶景スポットで、最高の一年の幕開けを迎えてください。
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